リストラされたとき、住宅ローンは?
質問
3年前に住宅購入し、35年ローンを組みました。最初のシミュレーションでは困らない予定でしたが、この不況で給料も上がらずローン返済が負担になってきました。リストラの危機もあるし、何とかいい方法はないでしょうか。
答え
住宅ローン返済
マイホームというのは大きな買い物です。ほとんどの方が35年などの長期の住宅ローンを組んで購入されていることでしょう。どの方も、購入時の年収によって住宅ローン返済能力があるかどうか判断しますから、数年後に収入が下がることまで見越して借りてはいませんものね。反対に年齢が上がれば収入が増えていくのが当たり前でした。それなのに、この不景気で予定が変わってしまった人は多いのではないでしょうか。
相談者の方のように、住宅ローン返済が負担になってきている人は増えているようです。多くの会社で行われているボーナスカットなど、ボーナスのほとんどを返済に充てているお宅では、大打撃になっているでしょう。なかには、突然リストラされて、買ったばかりのマイホームを手放した人もいるそうです。
住宅ローンと公庫融資
収入が下がっても、失業したとしても、住宅ローンは期日までに払っていかなければなりません。たとえば、公庫融資の場合ですと、月々の返済を滞らせてしまうと、督促通知が届くことになります。さらに、支払期日の翌日から年14.5%の延滞損害金が発生するそうです。それをそのまま半年間滞納し続けると、保障協会がローンを全額返済し、今後は保障協会から一括返済の請求がくることになります。こうなってしまうとほとんどお手上げ状態です。月々の返済額でさえ工面できないのに、残額の一括返済などできるわけありませんよね。返済できなければ、差し押さえや競売などにかかり、結果的にマイホームは他人の手に渡ってしまうのです。
そうならないためにも、今ある収入から家計費を見直して、ローン返済に充てられるよう頑張ってください。
また、生活費を切りつめても、どうしても月々の返済額が厳しくなったら、滞納する前に、借りている金融機関に相談してください。返済期間の延長などの対策をとってもらえます。
せっかく手に入れたマイホームです。不本意な形で手放すことのないようにしてくださいね。

