失業給付・雇用保険について教えて!
質問
100年に一度の不景気が、自分の会社にも訪れてしまいました。なんと倒産してしまったのです。お先真っ暗な状況ですが、とりあえずは失業保険で暮していかないといけません。保険について教えてください。
答え
倒産による失業とは、大変ショックを受けられたことでしょう。とはいっても、早く次の就職口を探さないと生活に困ります。ただ、昨今の雇用情勢では、再就職先がすぐ決まるとも限りません。その間の保障となるのが、失業給付金です。
しかし、この失業保険は、会社が倒産した(離職した)からといって、勝手に給付されるものではありません。受給条件や手続きが必要となります。
雇用保険の被保険者期間
まず、雇用保険の被保険者期間が半年以上あること。ハローワークにて求職手続きをしていること。働く意思があること。これらの条件が必要です。また、給付期間や給付金は、それぞれの条件ごとに変わってきます。自己都合退職の場合は、会社都合退職に比べて給付期間が短くなっています。さらに、退職後3か月の間は給付制限もあります。
相談者のような倒産での離職の場合は会社都合となります。自分の都合で辞めた場合は、自己都合退職となりますが、社内での陰湿なイジメや、仕事を続けることで病気が治らないなど医師の診断書があれば、正当な理由だと認められることもあるようです。そのような例外は、ハローワークで判断しますから、提示できるような客観的な証拠を用意しておくことをおすすめします。
仕事をする意思がある、求職中の人に給付されるお金ですから、再就職先が決まれば給付はストップします。また、ケガや病気などですぐに働けない場合や学校に通う場合、介護で働けない場合なども給付を受けることができなくなります。さらに、無報酬であっても、会社や団体の役員になると給付がもらえなくなるので、名義貸しだけであっても注意したいものです。
不正受給では罰金
上記のような場合や、仕事を探しているわけでも、働く意思もなく給付を受けている人は不正受給となり、罰則金が課せられます。バレなければ大丈夫と思っている人も通報される可能性がありますから、不正受給しないよう申告は正直に行いましょう。
倒産や自己都合で退職したら、まずは離職票を手にハローワークへ失業給付の申請へ。そして、給付金を糧に新たなるステップに挑戦してください。

